西郷南州翁の像
ふるさとの墓参りをかね、少し遠出して
指宿の近くの鰻(うなぎ)温泉に宿泊しました。
あまり知られていない隠れた湯治場です。
征韓論に敗れ下野した西郷南洲翁が
1ヶ月程逗留した温泉でもあります。
西郷南州翁逗留記念碑
征韓論に敗れ当地に逗留した南州翁は
晴れた日は遠く開聞岳の近くまで
狩りに出かけ、夜は読書、雨の日は
村の子供と遊んだとあります。
露天風呂
佐賀の乱に敗れた江藤新平が訪れ、
明治政府への不満と大義、国を憂えて
南州翁と大激論をしたとのこと~
何もないシンプルな浴槽
「江藤新平がこの温泉を訪れたことにより、
翁の居場所が多くの人々に知れ渡り、
にわかに騒々しくなったことで
この地に迷惑がかかると
この地を離れることになった翁は、
逗留お礼のため、犬をさしあげようとしたが、
その地域で飼っている鶏等家畜に被害が
及んではいけないと、代わりに愛用していた
襦袢をお礼に差し上げたとのことです。
(うなぎ湖畔荘の店主のお話し)
この3年後に西南戦争が起こり、南州翁は城山に
偉大な49年の生涯を終え、露となり消えていくのですね
西郷さんと同じ湯に浸かりながら、
「天を怨みず 人を咎めず
我が誠の足らざるを尋ぬべし」と
大西郷の言葉を呻ってみました。
温泉質は、硫黄の臭いがする泉質、
他人には教えたくないそんなすばらし
自然環境と温泉宿でした。
萩原新一
